コスタリカで活動中の理学療法士の渡邉さんが「2000円で作製できる下肢装具」の説明書をもとに、現地にあるものを集めて上記の下肢装具を作製いたしました。装具の外観は装着を促すうえでも重要と言われています。この装具だったら装着してもいいですよ。
以下、渡邉さんのFacebookページから作製してみた感想を抜粋します。当HPから説明書はダウンロードできますので、時間があれば作製してみてください。アイディアもお待ちしております。
『困ったこと』
1.
町の店を周り尽くしたが、支柱などに適した材料がない。
2. 結果、支柱の部品を設計図を書いて注文し、有る程度の整った部品が手に入る。約8000円
3. やはり組み立てる際にズレが生じる。装具の角度設定などは諦める。整った形にするのが難しい。
4. ネジを多数使用している為、疼痛軽減の為に踵部位などに工夫が必要。
『良かったこと』
1. 義肢装具士の仕事の大切さを感じる。こんな工夫をしていたんだなぁって作りながら発見できる。学校の先生だったら授業に取り入れたいぐらい。
2. 試しに歩いてみたら、軽くて有る程度の強度はあった。
3. コスタリカは、支柱以外の部品は既製品が手に入る。結束バンドはない。
支柱は注文することで手に入れることが出来たが、手に入れることが出来ない国のが多いだろう。